プロフィール
氏 名 宮﨑 博之
生年月日 1952(昭和27)年10月29日生
出 身 地 東京都
略 歴 昭和53年3月 大学卒業
昭和53年4月 大手企業関連
会社に入社
人事総務部門
35年間で
担当した主な業務
・人事勤労システム構築
・人事管理、賃金制度整備
・「職務分析士」資格取得
・給料計算システム構築
・社内イントラネット導入
・社員教育、階層別研修
・全社小集団活動事務局
・全社安全衛生委員会事務局
・建設業許可等許認可
平成24年10月 60歳定年により退職
平成25年 1月 社会保険労務士宮﨑事務所開設
令和元年 4月 宮﨑経営労務管理支援事務所に変更
令和元年 5月 中小企業診断士登録
上記の中でも、特に人事勤労システム・給料計算システム構築については、初めてコンピューターに触りましたが、最初の昇給・賞与システムが完成したら体重が大分減っていました。現在こそ給料計算システムは様々なものがありますが、当時は自家開発です。一口に給料計算といってもシステム開発となると、社会保険制度や所得税等の税金関係などの知識も当然必要になりますので、なかなかに手強いものでした。完成した後も法律改正に合わせてシステムのメンテナンスが欠かせませんでした。給料計算担当の主任当時は、その上に勤務届を1,000件以上チェックしていたので月に何回か会社に泊まったことを思い出します。
会社の業種が不動産業、ビルメンテナンス業、社員食堂・社員寮・研修所等の食事提供等種々の業種に及んでいましたので、正社員・準社員・パートタイマー・契約社員・派遣社員などの多くの雇用形態の従業員がいました。当然のことながら、人事労務管理に関してはいろいろと経験をしてきました。労働基準監督署に相談したのも一再ではありませんでした。
管理職になってからは、実務よりも相談事をどう判断し、どう落とし所を見つけるかが主な仕事でしたが、止む無く個別労働関係紛争法による“あっせん”も何度か経験しました。そうならないために、一番肝心なのはやはり“職場内のコミュニケーション”が円滑なのかどうかです。そのためには、従業員教育が欠かせないと感じました。きちんと教育と銘打たなくてもO.J.Tの中での経験に基づく“伝承”とか”気づき”なるものが大切であると感じています。